IPEVO iZiggi HD ワイヤレス書画カメラを使ってみた!

基本的なところは、公式ホームページにやお任せして。
iウェア(株)視点なレビュー。というか要望を書きたいと思います。

書画カメラって?
書画カメラ(しょがカメラ)は、アームの下に置いた資料や被写体をビデオカメラで撮影して映像信号に変換する装置であ〜る。
アラサー、アラフォー以上の方は、学生時代にオーバーヘッドプロジェクター(OHP)を使用した経験がおありでは?今はOHPに変わり、教育やプレゼンテーションの場で利用されている機器です。

書画カメラ「iZiggi-HD」iOSで使用するには?
0.準備として、iZiggi-HDを起動しておく
1.公式iOSアプリ「iPEVO Whiteboard」をダウンロードします。
(残念ながらiPad専用アプリで、iPhoneではダウンロードもできないようです)
IPEVO1

2.iOSの設定のWi-FiをiZiggiに設定します
BlogPaint
3.iOSアプリiPEVO Whiteboardを起動すると、カメラの画像が表示されます。

チョー簡単。
ダイレクトでWi-Fiに接続するのは、むちゃくちゃ簡単でお手軽なんですが
これ以降が、戸惑いました…。
ここからは要望なのですが…。

要望1
iZiggi HDが、ダイレクトでWi-Fiに接続するだけではなく
Infrastructure(インフラストラクチャ)での接続ができるといいと思う。
というか「なぜできないんだ!」と…。

Infrastructure(インフラストラクチャ)でLANに接続ができれば
有線LANに接続しなくても、Wi-Fiだけでインターネット接続が可能になります。
ただ、画像転送のスループットなど本体側の問題があり、難しいのですかね…?

もし、Infrastructure(インフラストラクチャ)で接続ができれば
同じLANに接続されているプリンターへ、iZiggi HD本体に付けたスイッチを"ポン"で
そのまま直接印刷する。
便利〜。
というのも夢ではなくなる?かも。 (本体側の対応も大変そうですがね)

今は下記図のような接続方法にて、
iZiggi HDのWi-FiはiPadと1対1で接続しますので
一見、iPadがインターネットに接続できないように思いました。
しかし!iZiggi HDの有線LANを使用して、iPadもインターネットが可能です。
ちょっとややこしい感じです。
これも、iZiggi HDのWi-FiがInfrastructure(インフラストラクチャ)で
既存のネットワークに接続できるようになれば
もっとシンプルになるのではないでしょうか?
IPEVO
















要望
iOSアプリiPEVO WhiteboardをApp Extension対応して欲しい。
そもそもApp Extensionはどんなものか?ですが

iOS Human Interface Guidelinesを引用すると
「ユーザがほかのアプリケーションを使っているときに、
 アプリケーションの該当する機能にユーザがアクセスできるようにします。
 たとえば、Safariでウェブサイトを閲覧しているときに、
 「Share」Extensionを使って画像や記事をソーシャルネットワークの
 ウェブサイトに投稿することができます。
 また、Photos(写真)を使っているときに、「Photo Editing」Extensionを使って
 写真にフィルタを適用することもできます。」

簡単にアプリケーションの連携ができるようになるよー。という機能です。
iOSアプリiPEVO WhiteboardがApp Extensionに対応すれば
ウチのPrime Print(プライムプリント)と連携し、印刷ができるようになります。
その他、EvernoteやDropBoxなども、もちろん連携できます。
iZiggi HDは、書画カメラですから、撮影したデーターの扱いの幅が広がるのは
絶対にいいですよ!

Evernoteも連携できるよーとなっていますが、今はSafariのEvernoteのページが起動してきます。
App Extensionに対応すると、Safarではなく、iOSのEvernoteアプリと簡単に連携ができるんです。
App Extensionに対応しましょう〜!
ウチが請け負いますよ〜!

要望3
SSIDステルスに対応して欲しい。
会社なので、Wi-FiのSSIDの設定はステルスになっています。
今や「歩けばアクセスポイントを拾う」状態なので、ご自宅でもステルスの設定になっている方も多いのではないでしょうか?
ステルスのネットワーク情報が入力できるようになるといいですね。

最後に
iZiggi HDは、とっても簡単に、動画や静止画の撮影ができます。
コメント入力することも、iPadのみでスラスラできるので
ブログを書く方はもちろん、SNSへ投稿する方も便利に使えると思います。
また、本体も軽いですし、なんといっても接続が容易。
それに書画カメラとしては価格もお求めやすいので
お手軽に使ってもらえるのではないかと思います。


iZiggi HDで撮影したAppleWatch
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