みなさん、もうiOS8にアップデートしましたか?
そんなことしなくてももう、iPhone6やiPhone6Plusをもっているよ、と言う方が多いでしょうか。
右側に移動した電源ボタンはもう慣れましたか?
本日、Prime Printがアップデートされました。
今回の審査は長かったです。約2週間かかりました。
やっぱりアプリベンダーがiOS8対応を一斉に行っているため、レビューの待ち行列が長いと言うことでしょうか…
今回のアップデートでは下記の対応を行っています。
- iOS8の対応
- iPhone6/iPhone6+の最適化
- iOS8のAction Extensionへの対応(有料版のみ)
- LITE版と有料版の情報の共有(ドキュメント、ノート、ブックマーク、メールアカウント、プリンター登録情報等)
- (LITE版は、一緒にサブミットしましたが、まだ審査中です。)
- その他不具合修正
Prime Printが今回の対応した中のiOS8のAction Extensionについて説明します。
Action Extensionはアプリケーションが他のアプリケーションのExtensionを呼び出せる機能です。
アプリがExtensionに渡せるコンテンツは下記のものがあります。
- テキスト
- イメージ
- 動画
- ファイル
- URL
- Webページ
このうち、Prime Printは下記に対応しています。
- テキスト
- イメージ
- ファイル
- URL
Extensionはある特徴を持った一つのアプリケーション(本体のアプリとは別物)ですので、
今回はPrime Printの印刷機能を切り出したExtensionを作成しました。
iOS標準アプリとしてはSafari、写真、メールの添付ファイル、メモ、Pages、Numbers、Keynote等から、Prime Printを呼びだして印刷することができます。
ベンダーのアプリでは、Activityに対応しているアプリが該当します。例えば、Evernote、Chrome、GoodReader等、今後さらに増えていくと思います。
これによって便利に使えるようにはなったのですが...
Extensionはメインのアプリの邪魔をしないように、メモリの制約が厳しくなっています。(Appleのドキュメントにもしっかり書いてあるんです!)
開発中に最も苦労したのが、Safariからの印刷です。
メモリの制約を受ける中でのWebViewを保持しながら印刷を行わなくてはいけないので、これって結構大変なんです。
結構頑張ったんですけど、それでももし、Safariから印刷出来ないページがあるよ〜と言う方がいらっしゃいましたら、ホーム画面に戻り、Prime Printアイコンをタップして今まで通りPrime PrintからWebを起動してお使いください。m(_ _)m
Extensionを利用するのにあたってのポイントです。
- その1:Extensionを呼び出せるアプリは大抵アクションボタン(下記)が配置されています。
- アクションボタンをタップしてもPrime Printが表示されない場合は一番右にある「その他」のアイコンをタップしてPrime Printを有効にしてください。
- その2:無事、Prime Printが呼び出せたら、印刷ボタンをタップするだけで印刷されます。また、印刷画面の左下を見てください。”+”ボタンがあります。Safariの場合で表示しているページがWebページの場合はURLをブックマークに保存します。表示しているページがPDF等の場合はPrime Print本体のDocumentに保存します。
iOS8、iPhone6/iPhone6Plus、Extensionに対応したPrime Printをこれからもどうぞよろしくお願い致します。
コメント