進化するPrintAssist (プリントアシスト)

昨年11月のファイルメーカーカンファレンスにて、みなさんのご意見をいただき
PrintAssistのバージョンアップ対応を進めています。

その中のひとつ。
ESC/POS® コマンドに対応しました。
世界のレシートプリンターはESC/POS® コマンドを搭載していることが多いので
PrintAssistより印刷できるプリンターが爆発的に増えた!ということです(゚∇゚ ;)エッ!?
マジよ、コレホント。
プリンター製品仕様の印刷コマンドにESC/POSと記載ある機種は印刷できますが
わからない場合は、機種名をご連絡いただければ、お調べします〜

iOS FileMaker GoよりEpson TM-T88VへPrintAssistで印刷
 

動画ではiPad Proにて「肉きゅう屋」さんの領収書を印刷していますが、もちろんレシートもOK。
(肉きゅう屋って何を売ってるんだ?しかも17,000円も。というところは気にせず)
レシート印刷可能ということは、購入品目の数によって、用紙の長さを変えないといけないので
この「可変長用紙」対応もPrintAssistの次回バージョンアップに入っています。

また、このEpson TM-T88Vは1秒間に300mm印刷します。速いっ。
The 業務用です。
高機能だけあって、いいお値段もします...(´;ω;`)
お客様のシステム規模に応じて、最適なプリンターを選択できますね。

Epsonさんのこのようなレシートプリンター
(ePOS-Print対応プリンター、TMインテリプリンター)の場合 
PrintSDKを組み込む方法の他に
すでにWebやXML方式で、FileMakerGoからも印刷できますが
PrintAssistを使用してもらうメリットを考えてみました。

1.PrintAssistはプリンター依存しないので、多くのメーカー、多くの機種で共通で使用できます。
FBAさんなどは、その度に各メーカーの組み込み仕様を把握する必要がありません。
プリンターメーカーや機種が違っても、PrintAssistのスクリプトコマンドを流用することもできます。

2.お客様も増設やリプレースの際に、プリンターの選択肢が広がりますし
新しいプリンターに対応した場合でも、変更規模が小さく、開発費を押さえることができます。
「iOSでレジシステムが使いやすかったから、商品ラベルもiOSでやろう」という場合にも
PrintAssistなら、悩まず簡単に商品ラベル対応プリンターを増設することができます。

3.iOSやFileMakerのバージョンアップがあった場合、PrintSDKの修正を待つことなく
外部アプリPrintAssistのバージョンアップ、もしくはスクリプトの変更で迅速な対応ができます。
 
いいこといっぱい。
 
パーシャルカット (左端1点切り残し)にも対応しました。絶妙に切り落とさない。
少しだけつながっていることで、カットされた用紙が行方不明にならないのです。
もう「技」だよね。
image






























ESC/POS® コマンド対応は、PrintAssist Ver1.1.0より対応になります〜。 

PrintAssist
 printassisticon
Download_on_the_App_Store_Badge_US-UK_135x40

PrintAssist LITE
printassistliteicon
Download_on_the_App_Store_Badge_US-UK_135x40


ESC/POS® コマンドシステムについて、ご興味のある方は、こちらもどうぞ。
———— Epson TM-T88V詳細取扱説明書より抜粋
ESC/POS® コマンドシステム
EPSON は、独自の POS プリンターコマンドシステム、ESC/POS により、業界のイニシアティブをとってきました。ESC/POS は特許取得済のものを含む数多くの独自のコマンドを持ち、高い拡張性で多才な POS システムの構築を実現しま す。EPSON POS プリンター (TM-C100 を除く ) とディスプレイの全タイプに互換性を持つほか、この独自の制御シス テムにはフレキシビリティもあるため、将来アップグレードが行ないやすくなります。その機能と利便性は世界中で 評価されています。